花冠の少女

たった31年という短い生涯のうちパウラ・モーダーゾーン＝ベッカーは750点の絵画に加え1000点ものスケッチを制作するにとどまらず、彼女の表現力をもってしてモダニズムの先駆者となる。彼女の妹、ヘルマを描いた『花冠の少女』は国立美術館により皇太子宮殿の近代美術展の為に入手された。これと前年に世界初、女性画家に捧げられた美術館の設立によりモーダーゾーン＝ベッカーは生前得られなかった評価が与えられた。

今日のご紹介はベルリンの国立美術館から、3月8日まで『画家として、1919年以前の国立美術館の女性達』というテーマの展示をご覧いただけます。女性画家の作品をもっと見たい、けれどもベルリンまでは行けない、という方は3月まで乞うご期待！ DailyArt のアプリと DailyArt Magazine では女性画家の特集を組みます。なぜって、女性の手により造られた作品っていくらあっても足りない気がするのです。美術史から忘れられてしまった女性画家は大勢います！そんな状況を変えたいという思いからです＾＾

P.S. パウラ・モーダーゾーン＝ベッカーについてもっとお読みになりたい方はこちらから！