クリスマスをもう一度 by Carl Larsson - 1907年 - 180 × 456 cm クリスマスをもう一度 by Carl Larsson - 1907年 - 180 × 456 cm

クリスマスをもう一度

油彩/板 • 180 × 456 cm
  • Carl Larsson - 28 May 1853 - 22 January 1919 Carl Larsson 1907年

今日はスウェーデンへ行きましょう!

この大きな三連祭壇画に描かれているのは、1906年にスンドボーンのリトル・ヒュッテナースでクリスマスの朝食をとる画家カール・ラーションの家族。理想的で素敵な家族の集い。冬の只中にも関わらず、室内は明るく、夏のようです。細部まで描き込まれたこの絵には、(妻と8人の子供たちを含む)ラーションの家族や友人、同僚たちの姿が見えます。画家自身は立って、窓の外の方に視線を向けています。青いパーティ・ドレスを着ているのが妻のカリン。その後ろにはドイツ北部のシュレスビヴィヒ・ホルシュタインで作られた、豊かな彫刻が施されたオーク材のパネルの一部が見えます。パネルの赤い壁龕にはカールとカリンが作った飾り棚があり、他の物に混じってサーミ(訳注:ラップランドに居住する先住民族)のオブジェが飾られています。 

メリー・クリスマス!あなたの周りの世界が、アートと美と温もり、そして元気に満ちあふれた1年になりますように。

- デイリーアート・チーム一同

P.S. アート好きの皆さん、クリスマスの過ごし方のヒントを絵画を通してお裾分けします。