難波屋おきた by Kitagawa Utamaro - 1793年頃 - 35.9 x 25.1 cm 難波屋おきた by Kitagawa Utamaro - 1793年頃 - 35.9 x 25.1 cm

難波屋おきた

大判錦絵 • 35.9 x 25.1 cm

  • Kitagawa Utamaro - c. 1753 - October 31, 1806 Kitagawa Utamaro

    1793年頃

今日の作品に描かれている美しい女性は難波屋おきた。その美貌と魅力で知られた茶屋の看板娘でした。

おきたは、彼女のお陰で有名になった江戸の茶屋、難波屋で働いていました。浮世絵版画、とりわけ18世紀後半に活躍した偉大な絵師、喜多川歌麿の作品で好まれた主題です。歌麿は江戸の粋の象徴として、理想化した姿でおきたを何度も描きました。 

浮世絵の中のおきたは優雅で落ち着いた姿ですが、それは写実的な肖像というよりも、理想化された女性美の象徴でした。

この絵には狂歌が記されており、そこには桂眉住(かつらのまゆずみ)と署名されています。詩的なイメージを喚起するこの名前は、洗練、美、優雅といったことを比喩的に暗示し、おきたの魅力を暗にほのめかしています。

なにはやてふ茶やにやすらひて                 難波津の名におふ者とゆきかひに                 あしのとまらぬ人もあらしな

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