古代エジプトのとても面白い一品を紹介します。皆さんを笑顔にできるかもしれません!
今日紹介するのは背の高い水差し。鞄のような丸い本体に、縁が外側にめくれたやや長めの首があり、カーブした細い取っ手が斜めの肩から首へ伸びています。水差しの下半分は、きれいに形作られた足へと2つに分かれています。くるぶしの骨や足のアーチのような細部は、彫刻された形というよりは、型をとって作られています。全体的な印象は、陶器の水差しというよりもワインや水を入れる革袋のようです。こういった形状であるのは意図的だったのかもしれません。この水差しの軽くて多孔質の陶器の本体は、その面で水分をゆっくり気化させるので、中身をわずかに冷やすことができます。
とてもモダンだと思いませんか?
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P.S. そのほかの世界的な古代名作といえば、キクラデスの彫刻(偶像)ですが、こちらもびっくりするほどモダンです! :)