14番街にあったメトロポリタン美術館の内部の様子 by Frank Waller - 1881年 - 61 x 50.8 cm 14番街にあったメトロポリタン美術館の内部の様子 by Frank Waller - 1881年 - 61 x 50.8 cm

14番街にあったメトロポリタン美術館の内部の様子

油彩/カンヴァス • 61 x 50.8 cm

  • Frank Waller - 12 June 1842 - 9 March 1923 Frank Waller

    1881年

アメリカの建築家、東洋学者、風景画家のフランク・ウォーラーが描いたこの作品には、美術館は大衆の審美眼を高め、米国における芸術教育の向上に貢献し得るという画家の信念が反映されています。ウォーラーは、1870年に開館したメトロポリタン美術館をはじめ、米国で増加しつつあった文化施設を高く評価していました。この絵の舞台は、同館の第二の拠点、1873年から1879年の間の所在地だった西14番街のダグラス・マンション。当時の様子を伝える2つの展示室が描かれており、入り口の上にはヘンリー・ピータース・グレイの『戦争の代償』、奥にはかつてレオナルド・ダ・ヴィンチ作と考えられていた肖像画など当時展示されていた作品が見えます。

この女性来館者は、内省的で注意深く、文化に強い関心を寄せる、19世紀の理想の芸術愛好家の姿そのもの。その存在は、美術館が教育や教養、市民生活と結びつけられるようになってきたことも物語っています。

国際博物館の日の今日を記念して、世界中のユーザの皆さまと芸術愛好家に祝意を表します。博物館や美術館はウォーラーの時代と変わらず、今もなお人々の好奇心を刺激する、学びと文化共有の場です。私たちと共にアートを探究し、博物館来訪者の世界的コミュニティの一員になっていただいていることに感謝申し上げます!

P.S. 世界の美術館についてどれだけご存知ですか?クイズに挑戦してみましょう!メトロポリタン美術館の選りすぐりの所蔵作品もご紹介しますよ。