目隠し鬼(ラ・ガリーニャ・シエーガ) by Francisco Goya - 1789年 - 269 × 350 cm 目隠し鬼(ラ・ガリーニャ・シエーガ) by Francisco Goya - 1789年 - 269 × 350 cm

目隠し鬼(ラ・ガリーニャ・シエーガ)

油彩、リネン、下絵 • 269 × 350 cm

  • Francisco Goya - 30 March 1746 - 16 April 1828 Francisco Goya

    1789年

今日は皆さんのために、特別なものをご用意しました。今年、ウィーンの美術史美術館は125周年を迎えます――1891年、皇帝フランツ・ヨーゼフがこの美術館を公式に開館したのです。この機会にご紹介する本日の作品は、「Celebration!」展にて現在展示中です。お楽しみあれ! 

目隠し鬼(「blind man's bluff」、元々「blind man's buff」という名前で、小さく押すことを意味していた)というゲームは、今日では一般的に子どもを連想させるものですが、18世紀には性的なことを暗示させたことによって大人にも人気の遊びでした。この題材はヴァトーによってフランス絵画に導入され、 雅宴画のモチーフとして蓄えられていましたが、格式ばっていないお祭りの中の不可欠な要素としてみなされるようになりました。ゴヤは(ゴヤだけが!)、この猥褻なパーティーゲームを記念碑的な絵画の主題に選びました。ゴヤが描いたこの絵画は、マドリードの外れにあるエル・パルド宮殿に飾るタペストリーの元となる絵として作成されました。

おしゃれなフランス風の服を着た参加者たちは、おそらく上流階級の人々ですが、より色鮮やかに描かれた人物はどうみても低い階級の人々です—— 彼らはマホとマヤ(伊達な男女たち)として名を知られており、その凝った服装と自己主張度合い、特に公的な祝祭におけるそれらにおいて有名な存在でした。実際のところ、こうしたお祭り事では異なる階級が大いに交流するという統制の効いていない機会が大いに提供されており、そのことがスペインの特権階級を脅かしたのです。