大津絵:鬼の念仏 by Kawanabe Kyōsai - 1860年代 - 35.8 x 24.3 cm 大津絵:鬼の念仏 by Kawanabe Kyōsai - 1860年代 - 35.8 x 24.3 cm

大津絵:鬼の念仏

木版(錦絵)/インク・紙 • 35.8 x 24.3 cm
  • Kawanabe Kyōsai - May 18, 1831 - April 26, 1889 Kawanabe Kyōsai 1860年代

大津絵というのは、日本の滋賀県の県都である大津の名物品でした。江戸時代初期から、京都と江戸(現在の東京)を結ぶ主な街道である東海道を行く旅人に、記念品として道端の屋台で売られていました。最初は宗教的なテーマのものばかりでした。しかし江戸時代後期には、風刺画が主流となりました。この木版画は、本当の信仰心を伴わなければ、念仏は意味をなさないということを暗に示しています。 ;)

私はこの猫みたいなかわいい鬼が大好きです!

日本の風俗画でほかに有名なのは、春画――官能的な錦絵です。こちらからご覧になれます。