メスオオカミ、ロムルスとレムス

こんなかわいらしいオオカミちゃんを見たことありますか？＾＾

ローマ建設伝説によるとアルバ・ロンガのアムリウス王の命により捨てられた双子達、ロムルスとレムスを育てたのがこのメスオオカミだと言われている。彼女はルペルカルと呼ばれた洞窟でファウステュルスという羊飼いに発見されるまで懸命に幼児達の世話をした。ロムルスはその後ローマの建設者、そして最初の王となる。メスオオカミが双子に乳を与える様は古代からローマの象徴、そしてローマ神話の代表ともいえるものである。

このモザイクはその昔イスリウム、ブリガンテのイスリウムとして知られた北ヨークシャー州のオールドバラで発見された。これはローマの砦でありブリタニアの州であった。この集落はブリガンテス民族の管理施設であり、ローマン・ブリテンの誇る最北、最大の民族である。

彼女の笑顔が見られますね！＾∀　＾

P.S. ローマ建設にまつわる伝説ではロムルス王がいかにサビーンの女性達を配下においたかたということも語られています。沢山の芸術家を魅了した題材についてはこちらから。