ご存知の通り、デイリーアートではさまざまな種類の動物を取り上げています。できれば猫を紹介したいところですが、今日紹介するのはオオハシです!
オランダ、ドルトレヒトの芸術家アールト・シューマンは、科学者ではありませんでした。彼は多作で多芸な作家であり、ガラス彫刻家、版画家、収集家、さらに商人でもありました。静物画や宗教・神話の作品、自然史の研究、歴史・地学的作品、風俗画、肖像画、スケッチ、エッチング、メゾティントなどを制作しました。科学者ではなかった彼ですが、鳥の世界を写実的に描写することに深い興味を持っていました。枝を掴むオオハシの足指の描写から、彼の観察がいかに熱心であったかがわかります。他の種であれば2本指で握りますが、3本指で握っています。背景は青と緑の濃淡で軽快に描かれ、オオハシの生息地であるガイアナや北ブラジルの風景を感じさせます。
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