Henri Biva
5月がやってきました！
アンリ・ビヴァはアカデミックな画風で風景、静物、花を描いた画家。得意としていた技法は油彩でしたが、水彩やパステル画も実践していました。例外的な大きさのこの絵は画家の素晴らしい作品です。ビヴァが本作を描いたのは43歳の時で、ちょうどいくつかの賞を受賞し、世間に画家として認められたころでした。彼にしてはやや珍しい主題です....が、この美しさをご覧ください！ 前景に巨大な花束があるという風変わりな構図で、鑑賞者は草むらへ横たわっているような感覚になります。さらにこの“自然の中の静物画”でビヴァは、色彩使いとしての優れた才能を存分に発揮しています。 緑の多様さは格別に素晴らしく、薔薇の暖色のトーンと対照をなしています。
皆さん、素敵な月曜日を！ こちらはこれまでに絵画に描かれた最高に美しい花々のセレクションです。
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