冬 by フィンセント・ ファン・ゴッホ - 1885年1月 - 58.4 x 79.1 cm 冬 by フィンセント・ ファン・ゴッホ - 1885年1月 - 58.4 x 79.1 cm

油絵 • 58.4 x 79.1 cm
  • フィンセント・ ファン・ゴッホ - 1853年3月30日 - 1890年7月29日 フィンセント・ ファン・ゴッホ 1885年1月

さて、今日はボクシング・デー、クリスマスの翌日です。(来年のカレンダーはもう購入されましたか?)お届けするのはゴッホの描いた冬の情景です。少し物悲しくもありますが…たまにはそんな憂鬱な感じもいいのではないでしょうか。

ゴッホは1879年、弟に宛て手紙をしたためた。

「あまりの寒さに人は呟く、『凍てつくような寒さの中、夏が訪れるかどうかなんて知った事ではない…今現在の苦しみは希望をも打ち砕く』と。しかし私達の承諾を得ずとも冬はいずれ終わり、ある晴れた日に風向きが変わり雪解けが訪れる。天候と境遇を比べ私達の置かれる状況も気候のように変わりゆくものだと捉えたならば、私にも少しばかり希望がもてる。」

牧師館の庭を見渡すと男が一人、雪を除けているが周辺にある杭に目が止まる:男は本当にただ雪を除けているのか、それとも墓を掘っているのか?

ではまた明日!明日はもう少し和やかな作品をお約束します^^それまでボクシング・デーにちなんでプレゼントとして進呈された絵画をどうぞ