若い妻、最初のシチュー by Lilly Martin Spencer - 1854年 - 76.2 × 61 cm 若い妻、最初のシチュー by Lilly Martin Spencer - 1854年 - 76.2 × 61 cm

若い妻、最初のシチュー

油彩/カンヴァス • 76.2 × 61 cm
  • Lilly Martin Spencer - November 26, 1822 - May 22, 1902 Lilly Martin Spencer 1854年

スペンサーの人気絶頂時にニューヨークで描かれた『若い妻、最初のシチュー』は、『若い夫、最初の買い物』と対をなす作品です。パイナップル、卵、アスパラガスといった、夫の無分別な買い物の旅で手に入れられた品物は、今は妻の台所のテーブルにあります。シチューの準備の最初の段階、ファッショナブルだけれど取り乱す若い女性は玉ねぎの皮を剥き、困惑するホームヘルパーがそれを見ています。1856年に展示されたとき、型にはまらない主題や、技術的な専門性、とりわけスペンサーの静物の扱いのため、この絵は報道機関に選び出されました。私は彼女たちの顔がとても気に入っています。感情をこれほど正確に描けるのは女性ならではでしょう :D

ところで、2021年版のDailyArtのペーパー・カレンダーをチェックしてください。その中に、この作品のような面白い絵が見つかります。そちらも女性画家に描かれたものです! ;)

P.S. DailyArtマガジンでは、女性画家に関する知識を広げるため、彼女たちに特に注目しています。私たちは女性画家たちに、美術史上でも美術界でも、受けるに値する地位を取り戻してほしいと思っています。こちらから、何人かの古代と近代の女性画家について読めますよ。<3