今日はアムステルダム国立美術館特集の最終日。同館のコレクションはお楽しみいただけましたでしょうか。3月は女性史月間ですから、女流画家ラッヘル・ライスの傑作をご紹介しましょう。
ラッヘル・ライスは植物学者フレデリク・ルイシの娘。若くして画家としての才能を認められ、花の静物画で知られるようになりました。10人の子供をもうけながら、画家としてのキャリアも両立。その作品はハーグとドイツの宮廷で高く評価され、プファルツ選帝侯の元で宮廷画家として仕えました。
ライスは女流画家ノートにも採り上げられています。こちらをチェックしてみてください。
P.S. ライスが描いた美しい花の静物画をもう1点こちらから。また、アムステルダム国立美術館で開催される奴隷制度に関する画期的な展覧会についてはこちらをご覧ください。