リヴィウ、シュナイダーズ・カフェ by Odo Dobrowolski - 1907年 - 19.1 x 14.7 cm リヴィウ、シュナイダーズ・カフェ by Odo Dobrowolski - 1907年 - 19.1 x 14.7 cm

リヴィウ、シュナイダーズ・カフェ

水彩/厚紙に紙 • 19.1 x 14.7 cm
  • Odo Dobrowolski - 1883 - 1917 Odo Dobrowolski 1907年

オド・ドブロウォルスキーは、ポーランドとドイツの血を受け継ぐリヴィウのアーティスト。水彩画を得意とした画家として知られ、パステル画やリトグラフにも長けていました。この絵は画家の最初期の作品で、パリを旅するようになる前に制作されたもの。主題は1907年に閉店される直前のカフェ。前景を強調した構図で、リヴィウのアカデミーナ通り7番地にあった旧シュナイダー・ビルの角を描いています。右手の田舎風の壁にはアーチ型の窓。窓の上にはバルコニーがあり、左手には金属のフェンス。その奥にあるカフェの日除けの下にはテーブルが置かれています。色彩について言うと、黒墨の面と水彩の明るい色調の平面とを対比させて、南向きのファサードに当たる陽光の明るさを表現しています。

P.S. シュナイダーズ・カフェは残念ながら閉店してしまいましたが、ドブロウォルスキーは、パリの上品で居心地の良いカフェを数多く目にしたはずです。私たちは、ヨーロッパ近代芸術の巨匠たちの作品を通して、往時の姿を体験することができるのです。アートの世界のパリのカフェをこちらからご覧ください!

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