今日から女性史特集月間が始まります!
イタリア・ルネサンス期の偉大な画家ラヴィニア・フォンターナは、高価な衣服や宝石を驚くほど精緻に描く才能を持っていました。モデルの女性と背景の黒のコントラストはとりわけ印象的で、観る者の視線を人物に引き寄せます。モデルの女性は特定されていませんが、結婚したばかりのボローニャの若い貴婦人のようです。当時の会計帳簿や家族の日記の調査の結果、ここに描かれている服や宝石は、上流階級の花嫁の嫁入り道具に典型的な品々であることがわかっています。また、赤いドレスは16世紀ボローニャの花嫁が身に着けた衣装です。可愛らしい犬は夫婦の貞節を表しています。
P.S. ラヴィニア・フォンターナの成功物語をチェックしてみてください。
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