友人との自画像 by Raphael Santi - 1518–1520年 - 99 × 83 cm 友人との自画像 by Raphael Santi - 1518–1520年 - 99 × 83 cm

友人との自画像

油彩/カンヴァス • 99 × 83 cm

  • Raphael Santi - 1483 - April 6, 1520 Raphael Santi

    1518–1520年

『友人との自画像』あるいは『二重肖像』『ラファエロとフェンシングの師匠』として知られるこの絵は、ラファエロ晩年の作品。左の人物は、16世紀の版画で既にラファエロ本人と特定されていたことから、長らく画家自身だと信じられてきましたが、これが本当に自画像なのかについては今もなお研究者の間で議論が続いています。

一方で、ラファエロの前に立つ人物の正体は謎のまま。かつての著述家たちは、この人物が剣の柄に手を置いていることから、画家のフェンシングの師匠だと記してきましたが、現代の美術史家たちの多くは画家の親しい友人か助手の一人であろうと見ています。有力な候補としては、ラファエロの工房の一員だったジュリオ・ロマーノやポリドーロ・ダ・カラヴァッジョが挙げられますが、これ以外にも時代を経て様々な説が提唱されてきました。

ラファエロの晩年の作品の例に漏れず、この作品もおそらく、工房の助手たちの手を借りて仕上げたと思われます。かつてはフランスのフランソワ1世が所有していた本作は、数世紀にわたって他の画家に帰属するとされてきましたが、後にラファエロ周辺の作品と断定されました。

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