地下鉄の駅で by Ezra Pound - 1913年 地下鉄の駅で by Ezra Pound - 1913年

地下鉄の駅で

  • Ezra Pound - 30 October 1885 - 1 November 1972 Ezra Pound 1913年

今週は特別な1週間になります。

明日は私たちの5周年です。そうです、まさに5年前、私たちはデイリーアートを公開しました。デイリーアートがここまで成長し、こんなに長く続くなんて、私は想像すらしませんでした!明日は公式に真面目なご挨拶をする予定ですが、この記念週間に特別なコンテンツをご用意していることを今日はお知らせいたします。デイリーアートのバックヤードで働くスタッフによる絵画5選をお届けしたいと思っているのです。

デイリーアートのデザイナーで私の親友の一人でもあるスタシェクから始めましょう。スタシェクがいなかったら、この5年間に起きた度重なる大きな試練を私は乗り越えられなかったでしょう。英語学の研究をした彼が今日ご紹介するのは、絵ではありません。エズラ・パウンドの詩です。どうぞお楽しみください。それではまた明日。私たちスタッフと5周年について、詳しくはこちらのリンクからご覧ください。

-ズザンナ&デイリーアートチーム

絵画そのものではありませんが、パウンドの詩は、ヴィクトリア時代に染み付いた様式の解体を目指してイギリスで起こった、ヴォーティシズム(渦巻派)の基盤となりました。

それは色々なものが合わさった神がかり的な表現、面白いリズムと構造、そして空白の活用など、私が一般的なほとんどの芸術で尊重する事柄を融合しています。

エズラ・パウンドは次のように表現しています。

「このような詩の中で、あるものは物事が外面的、客観的に変化したり、内面的、主観的に突進する時の厳粛な一瞬を記録しようとしています。[...]私が画家であったなら、またはその種の感覚を持ち合わせていたならば、もしくは絵の具を手に取ってブラシを動かし続ける力さえあったならば、私は"何かの代弁“ではなく、色彩配置だけによって物語る新しい絵画の会派を設立したであろうことは、明白であった」

-スタシェク