グラス-主- by Rudolf Schröter - 1921から - 11 cm グラス-主- by Rudolf Schröter - 1921から - 11 cm

グラス-主-

曇りガラス、押し型 • 11 cm
  • Rudolf Schröter - 1887 - 1958 Rudolf Schröter 1921から

今日はいつもと違う、意外なものをご紹介します。2つで1組として現在展示されているガラスのコップ--ヤブロネツ・ナド・ニソウガラス&ファッションジュエリー美術館プラハ美術工芸博物館、レドニッケ・ロヴネガラス美術館、スロバキア国立博物館(ブラチスラヴァ歴史博物館)の提携プロジェクトで、1918〜2018年チェコ・スロバキアガラスの意匠展で展示されました。

「グラス-主-」の起源からはインテリアデザイナーの現実がうかがえます。ルドルフ・シュレーターは1919年に型を作って、ウィーンの本部にサンプル(1パイントのビールガラス)を送りましたが、それが生産されることはありませんでした。1921年の春になって初めて、ルドルフのガラス工房にイギリスのビジネスマンがやってきて、新しい押し型ガラスのセットに興味を持ったのです。このセットはベベルカットの豪華な、イギリス伝統の鉛ガラスが非常に美しいです。シュレーターは、1919年のビールグラスのデザインを元に練り上げた、4つの違うデザインの盛り皿を彼らに見せました。ビジネスマン達はそのうちの3種類を注文し、ルドルフガラス工房で金属型を作り始めたのです。最初の作品は1921年5月に制作され、6月にはビジネスマンの手元に届きました。こうしてチェコの戦間期に、押し型ガラスの最も有名なセットができたのです。翌年、このセットは広がりを見せます。(そして2002年まで生産されました。)このグラスはルドルフガラス工房のために、プラハのヨセフインワルドが製作しました。

P.S. 鮮やかな色味と独創的な形のインスタレーションで知られるアメリカのガラスアーティスト、デイル・チフーリの素晴らしい作品達はこちら

P.S.S ご利用者の皆さん、私たちはDailyArtをアラビア語、日本語、ヒンディー語へ翻訳するお手伝いの人を探しています。興味がある方へ、こちらから詳細をどうぞ!:)