今日は花の絵です!
ヘンリカ・ミンターはシュチェチンでドイツの画家ピーター・シュミットから、ベルリンでは花の画家ゴットフィールド・ウィルヘルム・ヴォルカーから絵の手ほどきを受けました。1811年にポーランドに移住。ワルシャワに落ち着いたヘンリカは、ポーランド王国の宝くじ総局長ヤン・ボグミウ・ベイヤーと結婚します。1819年に夫が亡くなると、職業画家となって家族を支えたヘンリカ。17世紀フランドルの作品に影響を受けた花の静物画で名声を得ました。
1821年から1845年にかけて、ワルシャワの美術展に定期的に出品し、数々の賞と称賛を獲得。受賞によって彼女の名は広く知られるようになりました。1824年に開設した、ワルシャワで初めての女性のための絵画学校は1833年まで存続。花と共に蝶や小鳥が描き込まれることもあったヘンリカのビーダーマイヤー様式の静物画は、その優美な構図や正確な線、微妙な陰影、鮮やかで調和の取れた色彩で愛されました。様々な植物を始めとする自然を忠実に描写する彼女の能力についてはしばしば指摘されていますが、それはワルシャワの庭園で植物をスケッチすることで磨かれたものです。
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