巨大な黒キツツキ by Akseli Gallen-Kallela - 1893年 - 145 x 90 cm 巨大な黒キツツキ by Akseli Gallen-Kallela - 1893年 - 145 x 90 cm

巨大な黒キツツキ

紙にグワッシュ • 145 x 90 cm
  • Akseli Gallen-Kallela - 26 April 1865 - 7 March 1931 Akseli Gallen-Kallela 1893年

19世紀末、多くの芸術家が、騒音と煤煙にまみれた都会から逃れて自らの行き先を探し求めていました。フランスの画家ポール・ゴーギャンは、昔ながらの本物の生活をタヒチで発見します。フィンランドの画家たちは、自らの文化的ルーツと起源をカレリア地方の森と湖に求めました。この作品は、カレリア地方東部クーサモにあるパアナヤルヴィ湖のほとりで描かれました。そこは現在はロシア領です。 アクセリ・ガッレン=カッレラが描いた原生林の中の孤高のキツツキは、純粋で正真正銘の自然の感触を呼び起こし、神聖な荒野の高潔さを訴えかけています。

今日の作品はヨーロピアナの協力で紹介しています。ヨーロピアナは、美術館の所蔵品をデジタル化して公開しているEUのWebポータルサイトです。多くの掲載作品を是非チェックしてみてください。

P.S. アートの中の田舎:のどかな風景から社会問題まで。こちらをご覧ください。