Berthe Morisot
ベルト・モリゾは、1874年、ナダールのスタジオで開かれた最初の印象派展覧会に参加した唯一の女性画家でした。同年、彼女はエドゥワール・マネの弟であるウジェーヌ・マネ（1833-1892年）と結婚しましたが、彼は何度かモリゾの肖像画を描きました。
ナダールのスタジオでの初の展覧会、若きモリゾは、パステルや水彩、そして4枚の油彩を展示しました。1872年作の《ゆりかご》もありました（私たちのアーカイブをチェックしてください！）。それは、彼女の姉エドマが、眠る娘を見つめる姿を描いた作品です。こういった特筆すべき始まりの後、モリゾは定期的にそのグループの展覧会に参加しつづけ、同じような芸術嗜好の画家や作家と深い友情を築いていきます。モネと詩人マルラメは、モリゾと彼女の家族とも、とても親しくしていました。ルノワールも仲の良い友人で、特に彼女の晩年に親交がありました。彼らは時々、一緒に絵を描いたり、テーマやアイデアについて意見交換をしたりしました。
私たちの女性画家特集月間は続きます。この絵画はプティ・パレのご協力で紹介していますが、そちらは先日、他のパリの13の美術館とともに、10万点もの作品をオンラインで無料ダウンロードできるよう公開しました :) こちらでそのサイトをチェックできます。そしてこちらではモリゾの別の美しい絵画、《化粧室の女性》について読めます <3