『小路』として知られる、デルフトの家の眺め by Johannes Vermeer - 1658年頃 - 54.3cm × 幅44cm 『小路』として知られる、デルフトの家の眺め by Johannes Vermeer - 1658年頃 - 54.3cm × 幅44cm

『小路』として知られる、デルフトの家の眺め

油彩/カンヴァス • 54.3cm × 幅44cm
  • Johannes Vermeer - 1632 - December 1675 Johannes Vermeer 1658年頃

今日から新しい月間特集が始まります。今回のパートナーは、偉大な美術館、アムステルダム国立美術館です。ですので2月は、Dailyartアプリやソーシャルメディア(FacebookTwitterInstagram)、 さらにDailyArtマガジン上で、私たちがシェアするオランダ黄金時代の傑作の数々にご期待ください。 :) 今日は... フェルメールです <3 きっと気に入っていただけますよ!

これはフェルメール作品にしては珍しく、当時の普通の家屋を描いたもので、注目に値します。バランスの良さと同じくらい、わくわくさせる作品でもあります。亀裂のはいったレンガや漆喰の古壁は本当にリアル。この場所は、デルフトのフラミング通り40-42番(現在でも訪れることができます!)です。フェルメールの叔母アリアンチェ・クラウスは、1645年頃から、1670年に亡くなるまで、右側の家に彼女の子どもと一緒に住んでいました。

フェルメールの生涯についてはほとんど知られていません。彼が制作したのは全部で50点より少なく、そのうち34点が現存しており、そのほとんどが中流階級の家庭風景を描いたものです。フェルメールの作品は19世紀後半まで、まったくといっていいほど美術史家たちに見過ごされてきましたが、幸運なことにそれは大きく変わり、彼の絵はよく知られる作品となりました。

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P.P.S. フェルメールは家庭にいる女性をたくさん描きました。こちらはすべて、フェルメールのデスパレートな妻たち! ;-)