白百合 by Mabel Royds - 1937年頃 - 21.2 x 24 cm 白百合 by Mabel Royds - 1937年頃 - 21.2 x 24 cm

白百合

多色木版、紙 • 21.2 x 24 cm
  • Mabel Royds - 1874 - 1941 Mabel Royds 1937年頃

今日から新たにスコットランド国立美術館の特集が始まります。これからの日曜日、4回にわたってあっと驚くような名画をご期待ください。素晴らしいのに、それほど知られていない作品ばかりです。初日の今日は、木版画で最も有名なイギリスの画家、メイベル・ロイズによる美しいユリの花をご紹介。

ロイズは1933年から1938年に花の版画の連作を制作しました。『白百合』は、彼女の大胆な版画技術と鮮やかな色使いが組み合わさった作品。ロイズは遠くまで旅をしたり、カナダやインドで暮らしたこともありましたが、常に身の回りの、シンプルだけれど美しいものを楽しんで描いていました。その中には、育ちざかりの彼女の娘や、満開の花、枯れゆく花といったモチーフもあります。

美しいですよね。

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P.P.S. 革新的な植物写真を美術様式に落とし込んだイギリスの植物学者、アンナ・アトキンスをご紹介します。