『曲がりくねった川、夕焼け』はヒードによる、北東部の豊かな塩性の牧草地や湿地を描いた小さなサイズの連作の一つ。本作はマサチューセッツ州ニューベリーポートの湿地のようです。植民地時代まで遡ると、自由に利用できた湿地の草のうち、川沿いに生い茂るものは家畜の大事な食糧となり、そのほかの種類は屋根材や壁の断熱材として使われていました。
ヒードは横長の画面を使い、ほとんど際限なく見える壮大な自然のパノラマを強調しています。広がっていく柔らかな光は、後にルミニズムと呼ばれる様式のきっかけの一つとなるような静寂さを絵にもたらしています。
今日の美しい絵画は、ワズワース・アテネウム美術館のご協力で紹介しました。 : )
P.S. アメリカの風景を味わいたい方のために、特別な機会をご用意しました! こちらは国立公園の芸術的なスナップ写真とアメリカ西部の絵画。こちらでは絵画上で美しいカリフォルニアへ訪れることができます。そしてこちらはアメリカの美術様式、ハドソン・リバー派の画家による素晴らしい自然の描写です!<3