マリーゴールド by Koloman Moser - 1909年 - 50.3 x 50.2 cm マリーゴールド by Koloman Moser - 1909年 - 50.3 x 50.2 cm

マリーゴールド

油彩、カンヴァス • 50.3 x 50.2 cm
  • Koloman Moser - 30 March 1868 - 18 October 1918 Koloman Moser 1909年

このところ冬らしい絵が続いたので、少しだけ花の時間にしましょう。 

ウィーン分離派の最も重要な一人とされたコロマン・モーザーは、グスタフ・クリムトとともに、ウィーン分離派を設立するためクンストラーハウスを1897年に去った多くの画家の一人です。モーザーは1905年まで、革新的でモダンなアプローチを用いながら、分離派の企画した展覧会の半分以上の空間コンセプトをデザインしつづけました。また、約140点以上のイラストを、1898年から1903年に発行された分離派の雑誌ヴェル・サクルムへ描きました。1899年、モーザーはウィーン応用美術大学の教師に任命され、1年後の1900年には装飾絵画の教授のポジションに就きました。1903年には、ヨーゼフ・ホフマンと実業家フリッツ・ヴェルンドルファーとともにウィーン工房を創設。1907年からモーザーは次第に、舞台の絵やデザインへ方向を変えていきました。彼の絵のレパートリーには、近くに寄った絵のような装飾的な花々のモチーフに加えて、お気に入りの主題のいくつかとして、風景画やシンボリックな作品もあります。

今日の絵画は、ウィーンのレオポルド美術館のご協力で紹介しました。  

P.S. 私たちのように春が恋しい方は、アートの中の最も美しい花々をこちらでご覧ください。春の空気で溢れていますよ。