リオ・グランデ川で by Walter Ufer - 1927年 - 63.82 × 76.2 cm リオ・グランデ川で by Walter Ufer - 1927年 - 63.82 × 76.2 cm

リオ・グランデ川で

油彩、カンヴァス • 63.82 × 76.2 cm
  • Walter Ufer - July 22, 1876 - August 2, 1936 Walter Ufer 1927年

ウォルター・ウーファーは、20世紀初期アメリカのフィギュラティブ絵画(訳注:現実の対象から引き出された絵や、具象的な表現をとる絵)の代表的グループであるタオス芸術家協会に所属していました。彼は1917年に同協会へ参加し、プエブロ族の肖像画や鮮やかな風景画を専門とし、渦巻くような筆致ととても明るい色彩の流れるような描写が特徴です。『リオ・グランデ川で』は、思索にふけるその地の人物(彼のお気に入りのモデルのジム・ミラベル)を繊細に捉える技術と、みずみずしく描かれたニューメキシコの風景とが混ざり合います。個人の自由を強く支持し、熱心な社会主義者であったウーファーは、プエブロ族の苦境や、何世紀にも渡るほどだと彼が感じたその苦しみへ、深く懸念を抱いていました。

今日の哀愁を帯びた絵画はバージニア美術館のご協力で紹介しました。

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P.S. もっとも有名な絵画に描かれているのはどのか、知りたいですか?