ブローニュのキアサージ級戦艦 by Édouard Manet - 1864年 - 81.6 x 100 cm ブローニュのキアサージ級戦艦 by Édouard Manet - 1864年 - 81.6 x 100 cm

ブローニュのキアサージ級戦艦

油彩/カンヴァス • 81.6 x 100 cm
  • Édouard Manet - 23 January 1832 - 30 April 1883 Édouard Manet 1864年

アメリカの戦艦キアサージが南北戦争中にフランス沖で南軍の戦艦アラバマを沈めたニュースは、当時の新聞のトップを飾りました。マネは大ニュースとなったこの事件を新聞で知っただけで、直接目撃してはいませんが、これを主題にした絵を2点制作しています。現在フィラデルフィア美術館が所蔵する、海戦の場面を描いた1点と、もう一つが今日紹介する作品。マネは、戦いに勝利してブローニュ付近に停泊中の戦艦を見て、この作品の着想を得ました。キアサージを描いた2点は、マネが時事ニュースを主題とした嚆矢。『皇帝マキシミリアンの処刑』も時事ネタを最初に扱った(最後ではありません)作品の内の1つで、とりわけ有名です。 

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P.S. 今日の作品はマネらしくないですよね。マネについて知っておくべき5つのことをご覧ください。