桜の花に満月 by Ohara Koson - 1932年 - 26 x 39 cm 桜の花に満月 by Ohara Koson - 1932年 - 26 x 39 cm

桜の花に満月

木版画 • 26 x 39 cm
  • Ohara Koson - February 9, 1877 - 1945 Ohara Koson 1932年

小原古邨(祥邨)は19世紀末から20世紀前半にかけて活躍し、新版画運動の一翼も担った画家、木版画家。主に動物や植物を主題とし、花鳥画を得意とした日本画家として知られています。今日の作品のように、繊細で豊かな色合いによる動植物の描写が特徴。初期の版画作品の多くは海外向けに制作されたもので「古邨」の落款があります。1912年から1926年にかけては再び肉筆画に注力。「祥邨」の名前で木版画にも回帰します。多作で広く名が通っているにも関わらず、その生涯についてはあまり知られていません。

P.S. 美しい秋の夜に映える見事な月を描いた日本の版画の世界をご覧ください。

P.P.S. 今日の作品は日本のアートの2023年版スケジュール帳にも掲載されています。アート好きなら必携ですよ!