猫を抱く若い女性の肖像 by Antonio d'Ubertino Verdi, called Bachiacca - 1525年から1530年の間頃 - 53.6 x 43.8 cm 猫を抱く若い女性の肖像 by Antonio d'Ubertino Verdi, called Bachiacca - 1525年から1530年の間頃 - 53.6 x 43.8 cm

猫を抱く若い女性の肖像

油彩/板 • 53.6 x 43.8 cm
  • Antonio d'Ubertino Verdi, called Bachiacca - 1494 - 1557 Antonio d'Ubertino Verdi, called Bachiacca 1525年から1530年の間頃

今日紹介するのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な『白貂を抱く貴婦人』(デイリーアートのアーカイブで閲覧できます)との関連性が指摘されている肖像画。どちらの作品でも、若く美しい女性が動物を胸に抱き、左の肩越しに前方を見つめています。レオナルドの肖像画のモデルは、ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァの愛妾チェチーリア・ガッレラーニ。バッキアッカが描いた今日の作品のモデルは、観る者にコケティッシュで自信ありげな視線を向けていますが、それは面白いことに猫の視線と呼応しています。ルネサンス期の画家にとって白貂は処女性、純粋性、節度を連想させましたが、メス猫は好色な動物と考えられていました。このエロティックな含意を強調しているのは、猫をなでる女性の官能的な仕草。これを性的誘惑のイメージとして見るならば、女性の誘うような表情、精巧な宝飾品、そしておそらく最も重要なのは明るい黄色のドレス、これらはこの女性が高級娼婦であることを示唆していると指摘する研究者もいます。

P.S. アートの中の猫と女性は何を表しているのでしょうか?単なるお戯れなのか、あるいは強さと自立心の象徴なのか?

P.P.S. 今日は私の誕生日です!詳しいことはあまり知らずにこの絵を選びました。ただ、猫がいる女性が猫を抱いている姿が気に入ったんです。うちの猫ちゃんのピンペックと一緒にこんな絵のモデルになれたらいいなあと思ってます。という訳で、誕生日記念のフラッシュ・セールのお知らせです!皆さんへの感謝を込めて。

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