シンプソン嬢のブーツ by William Nicholson - 1919年 - 55 x 59.7 cm シンプソン嬢のブーツ by William Nicholson - 1919年 - 55 x 59.7 cm

シンプソン嬢のブーツ

油彩、カンヴァス • 55 x 59.7 cm
  • William Nicholson William Nicholson 1919年

ウィリアム・ニコルソン卿はイギリスの静物・風景・肖像画家。また、木版・木口木版・リトグラフなどの版画家、イラストレーター、児童文学の作家、舞台のデザイナーとしても活動しました。裕福な実業家の息子で、パリのアカデミー・ジュリアンで一年過ごしたのち、義兄のジェームズ・プライドと有名なポスターシリーズを共作しますが、"ベガースタッフ・ブラザーズ"(として彼らは知られていました)は、商業的には成功しませんでした。ホイッスラーに奨励されて1900年頃から油彩へ方向転換し、肖像画家として成功を収めたのです。今日紹介している静物画は、情緒のある彼らしい作品の本当によい作例です。 

P.S. 靴が絵の主題として成り立つか考えるのは面白いですね... では、靴自体が芸術作品ならばどうでしょう? ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館から、10足の素晴らしい靴をお楽しみください。