シャロットの女 by John William Waterhouse - 1888年 - 153 × 200 cm シャロットの女 by John William Waterhouse - 1888年 - 153 × 200 cm

シャロットの女

油彩、カンヴァス • 153 × 200 cm
  • John William Waterhouse - April 6, 1849 - February 10, 1917 John William Waterhouse 1888年

今日の絵は19世紀のイギリス絵画でもっとも有名な作品の一つ。アルフレッド・テニスン『シャロットの女』という詩の、ある場面を描いています。1832年に初めて公開されたその詩は、謎の呪いに苦しむ女性の物語。彼女は、キャメロットにあるアーサー王の城から流れる川に浮かぶ、シャロットと呼ばれる島の孤立した塔に住んでいます。彼女はあえて現実を直視しようとはせず、鏡を通してでしか外の世界を見ることができません。ある日、ハンサムなランスロット王子の姿がちらりと見え、彼を直視せずにはいられませんでした。すると鏡が左右にひび割れ、彼女は呪いが迫るのを感じました。その報いとして、彼女は小舟に乗って“最後の歌を歌いながら”、キャメロットへ流れていきますが、到着する前に亡くなりました。ウォーターハウスは、小舟の鎖をほどきながら、今にも消えそうな3つの蝋燭のそばに置かれたキリストのはりつけ像を見つめる彼女の姿を描いています。

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