日曜日なので、フィンランド国立美術館の月間特集をお送りします。お楽しみください!
1878年6月、ファニー・チュルベリは万博を見るためにパリへ渡りました。『月明かり』は1878年6月19日の作品なので、水辺に建物や木々のある風景がフィンランドを思わせますが、本作はパリで描かれたものです。この絵の中心的要素は夜空です。これ以前にはこのような、雲、月明かり、そこかしこに散りばめられたプルシアンブルーが騒ぎ立てるような野趣あふれる場面を、少なくともフィンランドにおいては、誰も描いたことがありませんでした。この熱烈で本能的な美術的爆発はまるで、ほとんど一息で仕上げられたかのようです。
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P.S. フィンランドの素晴らしい女性画家といえばもう一人、ヘレン・ソフィア・シャルフベックがいます。彼女について聞いたことはありますか?