本日の絵画はクラーク研究所協力のもと紹介しています。彼らのコレクションのからピエール=オーギュスト・ルノワールの作品を今月は紹介していきます!楽しむだけでなく、DailyArtが英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語そしてトルコ語でも閲覧できるのを家族や友人にも伝えて下さい :)
ルノワールは劇場やコンサート会場の観客を描いた絵をいくつか生み出しています。これらは「見るだけでなく、見られている」というテーマを主題としています。彼は特定人物の肖像画家としてキャリアをスタートしたかもしれませんが、後に、人物像や関係性が不明の二人の女性を表現することで肖像画に再度取り組みました。柔らかな光とはっきりとした絵のタッチは、1882年に最初に展示された作品の批評で取り上げられた、より伝統的なアプローチを採用することで、ルノワールが表現技法を変え始めたことを示しています。
P.S. こちらで、ルノワールの劇場ボックス席の別の絵をご覧になれますよ。