コーンウォールのサイモン・ジョージの肖像 by Hans Holbein the Younger - 1535 – 1540年頃 - 31 cm コーンウォールのサイモン・ジョージの肖像 by Hans Holbein the Younger - 1535 – 1540年頃 - 31 cm

コーンウォールのサイモン・ジョージの肖像

油彩/カンヴァス • 31 cm
  • Hans Holbein the Younger - c. 1497 - 1543 Hans Holbein the Younger 1535 – 1540年頃

ハンス・ホルバイン(子)はヘンリー8世に仕えた宮廷画家。コーンウォールの田舎貴族サイモン・ジョージとはロンドンで出会ったようです。カーネーションとベレー帽の留め金が示すように、この肖像画は求愛のために制作されました。白鳥の姿をしたゼウスがレダと結ばれる像が刻まれた留め金には、絵の主題のエロティックな意図が込められています。当時流行したデザインの豪華な衣装を身にまとったサイモン・ジョージ。横顔(古代のコインに由来)のトンド(訳注:ルネサンス期のイタリアで制作された円形の絵画)という、最先端のスタイルを選んでいます。

私たちにウインクしようとしているように見えませんか?

今日の作品は、シュテーデル美術館の協力で紹介しました。

P.S. ハンス・ホルバインの最も有名な絵をご存知ですか?風変りで、謎めいた物が描き込まれていますよ。答えはこちら