新年のスタートは、著名な画家、製図工、モダニズムのポスター・アーティスト、ラモン・カザスによるポスター『ペル&プロマ (髪と羽)』です!
このポスターの主役である物憂げで屈託のなさそうな若い女性は、カザスの作品において最も象徴的で人気のあるキャラクターの一つになりました。このイメージの成功の鍵は、モデルのリラックスした気だるいポーズ。カザスは、この見事な構図を何点かの関連作品でも用いています。画家はこのポスターを、雑誌『ペル&プロマ(Hair & Feather)』の広告用にデザインしました。同誌は、カザスが友人のミゲル・ウトリーリョと共同で1899年から1903年にかけて発行した文芸誌。雑誌のタイトルは二人の共同作業であることを示唆しています。つまり、カザスが描画(絵筆の筆先を意味する"the hair")を、ウトリーリョが文章(羽根ペンを意味する"the feather")を担当したのです。
上品そうな若いブルジョワ女性がソファでゆったりとくつろぎ、優雅に整えられた頭をクッションにうずめています。彼女が右手に持って静かに眺めている紙にはほとんど何も書かれていませんが、自宅の安らぎの中でのんびりと読む『ペル&プロマ』であることは明らか。そのリラックスした姿勢は親密さと私的な空間を示唆し、訪問者のいない静かな読書のひと時を表現しています。右手で雑誌を掲げ、左腕はソファの縁にだらりと垂れ下がり、絵筆とペンー誌名『ペル&プロマ』を暗示する視覚的な言及ーを持っています。左上には雑誌のタイトルが、右下には価格と発行頻度に関する情報が記され、イラストがカザス自身によるものであることが強調されています。この女性は、穏やかでお洒落な雑誌の読者、教養ある娯楽の象徴のようです。
このポスターは、『ペル&プロマ』の定期購読者への付録として付けられ、雑誌は瞬く間に完売する成功を収めました。ウトリーリョは雑誌の中で、この若い女性は知恵と芸術を司るローマの女神ミネルヴァの現代版だと述べています。ウトリーリョによれば、その武器は「芸術の筆と理性のペンであり、[…] 過去から彼女に引き継がれた最も美しいものは、優雅な羽飾りを持ち、その髪を覗かせた兜」ということになります。この文学的引用は、絵が醸し出す気だるさとポスターが放つ知的な優雅さとが奏でるトーンを表現しています。
喜びと健康、愛に満ちた素敵な2026年を!昨晩遅くまでパーティを楽しんだ方は、今日はゆっくりなさってください。
- DailyArt Team
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P.P.S. ラモン・カザスのカタルーニャ芸術についてはこちら!