22日は冬至。この季節にふさわしい美しい作品をご覧ください。
1871年、クロード・モネは家族と共にパリ北西のアルジャントゥイユに移り住みます。そこで暮らした6年余りの間に、モネはその街と周辺の景観を描いた絵をおよそ200点制作しました。この絵は、1874年から75年にかけての冬の雪の情景を描いた18点の内の1点。道を歩む人々は近くの駅へ向かっているようです。曲がりくねった土色の荷車の轍が、観る者の視線を霧のかかった遠方へと誘います。
モネが真に描こうとしたのは大気そのもの。太陽が沈むにつれて午後の曇り空がかすかに輝き、ほのかなピンクで和らげられた白、青、グレイの色調が、この場面の冷たさと静けさを表しています。前景に見える厚塗りの道は雪の重みを伝え、移ろいゆく天候を永遠の美へと昇華させるモネの技量を思い起こさせます。
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