日暮れとともに、パリの街がセーヌ川に沿って姿をあらわします。遠くの建物は穏やかな霞に溶け込み、景色はやわらかな黄、ピンク、紫で覆われ、夢のような雰囲気に包まれます。
主題はまぎれもなくフランスのものですが、画家はそうではありません。フィラデルフィア生まれのヘンリー・オサワ・タナーは1891年、黒人画家である自身の身に迫ったアメリカでの人種差別から逃れるため、フランスへやってきました。そのまま国外で生涯を過ごした彼は、国際的な認知を得た最初期のアフリカ系アメリカ人の一人となりました。
美しいですよね?
P.S. 革新的なアフリカ系アメリカ人画家、ヘンリー・オサワ・タナーのアートをさらに知りましょう。
P.P.S. タナーの雰囲気たっぷりのパリは、印象派の光とムードへの熱狂とまっすぐに繋がっています。オンライン講座の「フランス印象派メガ・コース」でその美術革命を深堀りしてみませんか。