公園の子どもたちとポニー by Edgar Degas - 1867年頃 - 101.1 x 88.8 cm 公園の子どもたちとポニー by Edgar Degas - 1867年頃 - 101.1 x 88.8 cm

公園の子どもたちとポニー

油彩、カンヴァス • 101.1 x 88.8 cm

  • Edgar Degas - 19 July 1834 - 27 September 1917 Edgar Degas

    1867年頃

今日紹介するのはエドガー・ドガの絵で、制作は印象派以前ですが、それでも近代生活への強い憧れがはっきりと分かります。描かれているのはポニーの乗り方を学ぶ3人の少女。公園のような場所は、フランス第二帝政時代に中産階級の余暇場所として人気のあったパリのブーローニュの森に着想を得たのでしょう。子どもたちは同じような乗馬用の格好ですが、それぞれの自信や統制のレベルは違うことが分かります。一人の少女はポニーを優雅に花の向こうへ誘導し、もう一人はきまり悪そうに花壇にはまり込み、そして一番幼い少女は草地に横たわる頑固者を動かそうと葛藤しています。背景を走り抜ける小さなヤギか羊が、さらに陽気さを加えています。  

この絵をひときわ近代的にしているのは構図です。ドガは、バランスの取れた理想的な場面にするのではなく、思い切ったトリミング、珍しい角度、部分的に曖昧な人物を用いました。彼は動きと観察に深く関心があり、その興味はのちに、有名なバレエの踊り子の絵にもあらわれることになります。彼の踊り子同様、若い乗り手たちはそれぞれ、不完全な瞬間を捉えられています。 

皆さん、素晴らしい月曜日を!

P.S. ドガはバレエの場面で最もよく知られていますが、それだけではありません。踊り子ではない、ドガの5つの絵を発見しましょう!