名所江戸百景:真間の紅葉手古那の社継はし by  Hiroshige - 1857年 - 36 x 23.5 cm 名所江戸百景:真間の紅葉手古那の社継はし by  Hiroshige - 1857年 - 36 x 23.5 cm

名所江戸百景:真間の紅葉手古那の社継はし

錦絵 • 36 x 23.5 cm

  • Hiroshige - 1797 - October 12, 1858 Hiroshige

    1857年

浮世絵の伝統を継承する最後の巨匠の一人、歌川広重は、多彩な名所絵と、四季の移ろいを捉える感性で名を馳せました。

江戸の中心部から東へ16km以上離れた場所にあった真間(訳注:現在の千葉県市川市)はかつて、並外れた大きさの1本の樹があることで有名でした。広重の時代には切り株しか残っていませんでしたが、画面を縁取るように描かれた大きな二股の幹は、その伝説の樹を暗示しているのかもしれません。前景中央で存在感を誇る紅葉によって広重が訴えたかったのは真間の景観の素晴らしさ。かつては鮮やかなオレンジ色でしたが、鉛丹と酸化鉄の顔料は経年変化で黒ずんでしまいました。松の樹々の向こうには、作品のタイトルになっている社と橋が見えます。

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