今日は日曜日です、さあ、ヨーロピアナからさらに素晴らしい傑作をお見せしましょう!(今月私たちが毎週火曜日と日曜日にやっているように)私たちがお見せするそれぞれの作品は、ヨーロピアナとのコラボレーションですが、即座に傑作とわかるか、それほど知られていなくても忘れられないような宝物かどうかに関わらず、ヨーロピアナ280キャンペーンの一環としてヨーロッパの国々によって共有されました。このキャンペーンは、その遺産に寄与した多様で壮大な作品を探求することにより、ヨーロッパの共有芸術遺産を讃えています。もしもヨーロピアナ280についてもっと学びたいなら、ソーシャルメディアで#Europeana280をフォローするか、https://www.europeana.eu/en/collectionsを訪れてみてください。
この作品を見たとき、わたしはこれはすぐにDailyArtで紹介されるべきだと確信しました。なんてミステリアスで美しい場面でしょう!この作品は、風景画であり、恐らく作者の妻であるアグネス・スロット=モラーを描いた肖像画でもあります。この絵の雰囲気は、とりわけ女性の赤いケープに使われている珍しい色使いによって特徴づけられます。ハラルド・スロット=モラーは、自然主義と象徴主義の両方の経験があり、製作において表面や色、そして象徴主義的な意味絡み合った手法になっています。