今日の作品はポール・ゲティ美術館のご協力でご紹介します。気に入ってくださると嬉しいです。
中世にやってきました!おや、何かのパーティーのようですね。
美しい布を背に、 後ろには上流階級の祝宴の食卓、対象的に従者がついているのは彼らのために別に設られた食卓です。前方のだらしない食卓では無教養な下僕達がガヤガヤと飲み食いし、眠りこけているものもあります。床に寝そべる男といちゃつく女がいるかと思うと、給仕は下品にドレスの裾をたくし上げています。左にいるのは古代の習慣と英雄について書いたこの本の著者ワレリウス・マキシムス。乱痴気騒ぎを指し示し、ティベリウス帝が統治した時代(A.D. 14年から37年)の節制政策の素晴らしさを説いています。
それではまた明日!