ローヌ川の星月夜 by フィンセント・ ファン・ゴッホ - 1888年9月 - 72,5 x 92 cm ローヌ川の星月夜 by フィンセント・ ファン・ゴッホ - 1888年9月 - 72,5 x 92 cm

ローヌ川の星月夜

油彩、キャンバス • 72,5 x 92 cm
  • フィンセント・ ファン・ゴッホ - 1853年3月30日 - 1890年7月29日 フィンセント・ ファン・ゴッホ 1888年9月

1853年のこの日、フィンセント・ファン・ゴッホが生まれました。今日ほかに何が言えましょう? :)

1888年4月、ゴッホは弟のテオへ書いています。「糸杉か、もしくは実った小麦畑の上の星月夜が必要だ」 6月、画家のエミール・ベルナールへ打ち明けています。「しかし、星月夜を描こうとする時いつも、この絵のことが離れない」 9月、妹への手紙で、同じ主題を引き合いに出しています。「私はよく、夜は昼間よりずっと贅沢な色をしているように思う」明らかに、彼はこの絵に取り憑かれていました。

オルセー美術館のサイトには次のようにあります。「ゴッホは夜空の一角を、《夜のカフェテラス》(オッテルローのクレラー・ミュラー美術館蔵)で初めて描きました。次はこのローヌの眺めですが、彼は驚くばかりに暗闇の中に感じた色彩を描きとっています。プルシアン・ブルー、ウルトラマリン、コバルトといったブルーが広がります。街灯は強烈なオレンジに光り、水の中に反射しています。星はきらきらと、宝石のように輝いています。」

2~3ヶ月後、精神病院に閉じ込められた直後、ゴッホはまた別の星月夜を描いています。今、ニューヨーク近代美術館で鑑賞できる作品です。このまぎれもない名画についてもっと知りたい方は、こちらの記事をお読みください。