ブッダの座方(Maravijaya) by Unknown Artist - 10世紀 - 48cm ブッダの座方(Maravijaya) by Unknown Artist - 10世紀 - 48cm

ブッダの座方(Maravijaya)

玄武岩 • 48cm
  • Unknown Artist Unknown Artist 10世紀

ブッダは仏教の創始者です。彼はゴータマ・シッダッタと呼ばれ、ブッダという名前は”悟りを開いた人”を意味し、超自然的な状態である悟りの境地に達した者を指します。この彫刻は”悟りの世界の目撃”をしたブッダの姿勢を表しています。しかしブッダが悟りの境地を見つけるための瞑想の間、悪魔のマーラが彼の娘をブッダのところに誘惑させに行かせたとされています。そこでブッダはマーラに信心深い姿勢を示すために、彼は大地に触れ、大地の神に自分が見えているか問うたのです。ブッダは蓮に座り、浮遊した二人に囲まれ、それらはブッダにネックレスを与えました。その瞬間、彼の頭の周りに後光が輝き、パラソルは彼の神格を表しました。こうしてブッダは悟りを開いたのでした。

またブッダの像についてはいつも同じ特徴を示しています。ブッダは長い耳を持ち、髪の毛にはくせがあり、頭蓋にコブのような肉髻(にくけい)を持っています。

- Coraline Méric

あとがき:ラクシュミーはヒンドゥー教の有名な女神で、この女神もまたジャイナ教徒と仏教徒から深く崇拝されていました。ラクシュミーについてここから読んでみてください、そしてこの女神が美術においてどう表現されていたか見ていってくださいね!