今日は、バージニア美術館特集月間の最終日。最後を飾るのは、犬好きの心を溶かす作品(デイリーアートのスタッフには猫好きが多いのですが、実は動物なら何でも好きなんです)。レディース&ジェントルメン、『ピアノを弾く犬』の登場です!
この絵の意味をめぐっては、多くの論争があります。曰く、スパニエル犬のしつけの見本だ。曰く、神童と言われる子供への当てこすりだ。曰く、王政支持者のプロパガンダだ(ここに描かれている楽譜はイギリス国歌のものだとも言われています)等々。しかし、この類まれな犬のどこかコミカルな描写を差し引いても、画家が、犬の優れた知性を充分に認めていたことは、疑いの余地がありません。
素敵な日曜日をお過ごしください!
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