「スリナム産昆虫変態図譜」より図70 by Maria Sibylla Merian - 1719年 - 16.125 x 11 インチ 「スリナム産昆虫変態図譜」より図70 by Maria Sibylla Merian - 1719年 - 16.125 x 11 インチ

「スリナム産昆虫変態図譜」より図70

手彩色版画/紙 • 16.125 x 11 インチ
  • Maria Sibylla Merian - 2 April 1647 - 13 January 1717 Maria Sibylla Merian 1719年

今日から新しく、国立女性美術館の特集が始まります。ご存知かもしれませんが、私たちは女性画家を取り上げるために本当に努力しています。この特集のおかげで、そのミッション達成に近づいています!  : )  お楽しみください!

52歳の時、マリア・ジビーラ・メーリアンは、南米のオランダ領スリナムへ3ヶ月の冒険的な旅に乗り出しました。現地の動植物を描いた彼女のドローイングや水彩画は、2年後に彼女がオランダへ戻った際、版画として再生産されました。生来の生息地での彼女の昆虫の習作は、18世紀の生物変態の知識へ寄与しました。それは古代から誤解されていたのです。

メーリアンはスリナム滞在中、美術と観察のすぐれた腕前で、この爬虫類などの生物も記録しました。彼女はその独特で入り組んだウロコの模様を、昆虫を描くのと同じような精密さでとらえています。ダイナミックで優雅な尾の輪が、構図へ面白さと奇異な派手さを加えます。

この版画は、メーリアンの正確なスケッチと野帳に基づいた82作のうちの一つで、彼女の豪華な挿絵入りの出版物に登場しました。

P.S. 彼、可愛いですよね? こちらは動物園へ行くよりおすすめの、デューラーの7枚の動物です。 : D もし、女性画家についてもっと学びたいなら、DailyArtの女性画家ノートをチェックしてくださいね! : )