インコ(櫟に鸚哥図) by Itō Jakuchū - 1900年頃の刷り - 25.4 x 36.8 cm インコ(櫟に鸚哥図) by Itō Jakuchū - 1900年頃の刷り - 25.4 x 36.8 cm

インコ(櫟に鸚哥図)

木版画;墨, 顔料/紙 • 25.4 x 36.8 cm
  • Itō Jakuchū - 2 March 1716 - 27 October 1800 Itō Jakuchū 1900年頃の刷り

この多色刷りの美しい木版画は、現代にも通じる優れた美的センスで知られる、江戸中期の画家伊藤若冲(1716~1800年)の作品です。京都に生まれ、生涯を通して禅宗の教えに強い影響を受けた若冲。その名は「空っぽのような」を意味する老子の一節から採られたものです。居士(訳注:在家で仏教に帰依した者)だった若冲は、古代中国の詩人陶淵明の詩に由来して、自らの工房を「心遠館」と名づけました。若冲の写実的な画風は、装飾的で綿密な描写が特徴。花鳥や魚を好んで描き、とりわけ鶏は、じっくり観察できるように庭で飼っていました。 

素敵な作品ですね。

P.S. アートの中の仏教思想についてはこちら

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