今日は日曜日。デイリーアートのパートナー(そして私たちのお気に入りの美術館)、アムステルダムのゴッホ美術館から傑作を紹介します!
絵具の層に砂粒が混じっていることから、ゴッホはこの海の風景を海岸で描いたことがわかります。制作の舞台は、南仏アルルからの旅の途中に立ち寄ったサント=マリー=ド=ラ=メールの漁村です。
大胆な筆遣いで画面を覆う青と白に加えて、波を描くのに緑と黄色が使われています。
画家はパレットナイフでこれらの色をカンヴァスに乗せ、波を通した光の効果をしっかりとらえています。地中海の色に魅せられたゴッホはこう書いています。「それは鯖のような色だ。つまり絶えず変化しているんだ。緑なのか紫なのか、あるいは青なのか。一瞬の後には、変化しつつある反射はピンクやグレイの色合いを帯びる。」 前景に目立つように明るい赤で記された署名は、「緑の中の赤い記号」を意図しています。(訳注:緑と赤は補色の関係にある)
P.S. ゴッホ美術館所蔵作品から選りすぐりの10点をこちらでご覧ください!すべてご存知ですか?
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