今月は女性史特集月間。今日はローラ・ウィーラー・ワーリングによる学生の肖像画を紹介します。
ローラ・ウィーラー・ワーリングはアメリカの画家、教育者。ハーレム・ルネサンスの時代に、著名なアフリカ系アメリカ人の肖像画を描いたことで知られています。肖像画家として高く評価されましたが、風景画や静物画も制作しました。1927年から1931年にかけて、彼女の作品はスミソニアン博物館やシカゴ美術館などで展示され、アフリカ系アメリカ人を描いたイラストは書籍や雑誌にも掲載されています。壁画、アメリカとヨーロッパの風景画も手掛けたことで、幅広い層からの評価を獲得しました。
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