庭の若い女性 by Mary Cassatt - 1880-1882年 - 65 x 92 cm 庭の若い女性 by Mary Cassatt - 1880-1882年 - 65 x 92 cm

庭の若い女性

油彩/カンヴァス • 65 x 92 cm
  • Mary Cassatt - May 22, 1844 - June 14, 1926 Mary Cassatt 1880-1882年

明るく、生き生きとした色遣いは、メアリー・カサットの特徴。アメリカ生まれのカサットは、大西洋の反対側の美術愛好家やコレクターに印象派を紹介しました。ドガの親友でもあった彼女は、1879年以降、印象派展の常連でした。

カサットが好んだ主題は、親しい友人や家族、日々の私的な生活空間の中の女性や子供の姿。『庭の若い女性(別名:縫い物をする女性)』は戸外が舞台であることを除けば、画家の典型的な作例です。この作品は、1886年に開催された最後の印象派展に出品されました。

色彩豊かな背景の構図を支える、画面を斜めに横切る小径が絵に奥行きを与え、手前の若い女性の大きな姿を際立たせています。勢いよく、そして大胆なタッチで描かれたスカートは、正確なデッサンを意識して描かれた顔や胸部とは対照的です。

メアリー・カサットと印象派の画家についてもっと知りたい方は、フランス印象派のオンライン・メガコースをお忘れなく!

P.S. カサットは生涯独身を貫き、子供もいませんでしたが、繊細な母子の肖像画で特に知られています。その中から5点の作例をご覧ください!

P.P.S. カサットの生涯とその芸術についても触れていますよ。