Henri Rousseau
今日は大事な日。デイリーアート・カレンダーの先行販売がスタートします。10月16日まで25％オフですよ！壁掛けカレンダーの表紙を飾る今日のルソーの作品は、12枚の絵の内の１点でもあります。卓上カレンダーと新商品、2023年版スケジュール帳もお見逃しなく！2023年をアートで飾りましょう！
アートに戻りましょう。野生の動物や熱帯ジャングルを描いたアンリ・ルソー。きっと冒険家だったに違いないと思うかもしれませんが、実はフランスを出たことがなく、植物園に行ったり、旅行の本を読んだりしてインスピレーションを得ていたのです。幻想的なジャングルで虎が水牛を襲う想像上の場面を描いたルソーにとっては、植物を正確に描写することは些末なことでした（バナナが上下逆さまになっていることに注目）。輪郭線をくっきりと描いた温室の植物が、奇怪な形に巨大化されています。ルソーはこの作品を、詐欺事件で拘留されていた1907年12月に制作しています。 役人たちは、この絵をアンデパンダン展までに完成させて出品できるように早期釈放を約束し、その結果、ルソーにとって最大かつ最重要な、この大型の作品は1908年3月に同展に展示されたのです。
今日の作品はクリーブランド美術館所蔵。同館はオープン・アクセス・インスティテューションです。つまり、パブリック・ドメインの作品を自由にリミックス、シェア、リユースができるのです。オープンな取り組み、素晴らしいですね！
P.S. ルソーの幻想的なジャングルのセレクションをご覧ください。